拙者、OCGの仮面魔獣について語りたい侍

 はじめまして、クラサフカです。

 

ふだんはツイッターに思いついたデッキのアイディアなどを垂れ流していますが、誰得かもわからないデッキについて採用理由などをがっつり語ろうとするとタイムラインを汚染してしまうので、このようにブログというかたちでまとめることにしました。

 

タイトルにもあるように、OCGでの仮面魔獣デッキについて書いていきます。


フリーデュエルで長らく使ってきたデッキの構築が落ち着いたのと、2019年10月のリミットレギュレーションで重要カードであるトーチゴーレムとスカルデットが生存したこのタイミングで記事を書くことにしました。(つぎの改訂のときはもういないかもしれないので)

 

初めてということもあり至らない部分もあるかと思いますが!このブログを読まれた方が少しでも仮面魔獣に興味を持っていただけたら幸栄です。


加減が分からないため長くなりますが、お付き合いよろしくお願いします!

 

 

仮面魔獣ってなに?

  

仮面魔獣とは、原作の遊戯王デュエルモンスターズにてグールズの一味である闇の仮面・光の仮面のタッグデュエリストが使用したカードです。

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(デスガーディウスかっけぇ…)

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(これには遊戯さんも苦悶の表情)

 

現存する仮面魔獣は上にも出てきたこの2体です。

仮面魔獣デス・ガーディウス

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仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー

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共通点としては、闇属性悪魔族レベル8であり、どちらも攻撃力が3000を超えていることがあげられます。

この攻撃力が3000を超えているという点は大きな魅力の一つです。

 この2枚が登場したのは2001年とずいぶん前ですが、攻撃力の大幅なインフレはなく、今も3000ラインは健在です。

さらにリンク召喚の導入や相性のいいカードが多く登場してることもあり、今が一番イキイキしてるのではないかと思うほどです。

 

 

 

構築のコンセプト

 

ぼくが仮面魔獣デッキを組み始めたのは2015年ごろですが、納得のいく構築にするのにはずいぶん時間がかかりました。

当初から一貫して考えていたのは、デスガーディウスとマスクドヘルレイザーが無理なく両立できる構築です。

この2体はどちらもカードが2枚以上必要な消費が激しいモンスターです。そして直接のつながりはありません。

そのためいかに消費を抑えつつ動けるか、つながりのない2枚をどう結びつけるかなどの点を意識した構築を目指しました。

 具体的には2体の特殊召喚に必要な動きである「リリース」と相性のよい魔王カードを投入し、それにより持久力展開力除去力など仮面魔獣に欠けているあらゆる要素をカバーすることができました。

イメージとしては結び付きのないデスガーディウスとマスクドヘルレイザーの間を魔王が取り持つかたちでしょうか。

それぞれのカードを独立させるのではなく、関連を見出だすことでシナジーを発揮させることのできる構築になったのではないかと思います。

デッキ構築

じゃん!こちらが実際のデッキです。
ずいぶん前から60枚のままですが、しっくりきてます。
レアリティ&型番オタクなのでこうやってカード並べるの好きなんです。
各カードの採用理由はつぎの項目にてどうぞ!

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実際のデッキレシピでは見にくい部分もあるので、公式のデータベース機能もあわせて利用しました。

 

www.db.yugioh-card.com

 


デッキに入っているカードの紹介

 それでは各カードの紹介に移ります。


  • 仮面魔獣デス・ガーディウス×2

攻撃力3300と、このデッキの最高打点であるデスガーディウス。

 

その効果は、フィールドから墓地へ送られた場合、相手モンスター1体を対象に遺言の仮面を装備するというものです。

遺言の仮面とは、装備した相手モンスターのコントロールを得ることができるという、禁止カードの強奪にも匹敵するカードです。

高打点に加えて、死に際にコントロールを奪う素敵なカードです。

フィールドから墓地に送られればいいので、リンク素材にすることでも効果を発動できます。

ちなみにこの効果は強制効果であり、デスガーディウスの時点で対象を取っているので、ヴァレルロード・ドラゴンは奪えません。

守備力2500は悪王アフリマのサーチ効果に対応するステータスのため、わりとすきなタイミングで持ってくることができます。

 

仮面呪術師カースド・ギュラとメルキド四面獣という、2種類の通常モンスターどちらかを含むモンスター2体を生け贄に捧げた場合に特殊召喚できます。

レスキューラビットから素材2体を出せば条件が整うので、そのまま特殊召喚できるときれいな展開です。

また、カースド・ギュラかメルキド四面獣のどちらかが含まれていればいいので、余ったシャドウディストピアや幻銃士のトークンも生け贄にできます。


3200/1800のステータスを誇る、古来より伝わる儀式モンスターです。

 

~~マスクドヘルレイザーを出したときにありがちな会話します~~

 


「テキスト見せてもらっていいですか?」
「どうぞ」

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「え~っと、あっ……効果ないんですね(笑)」
「効果…ないですね…」


はい、マスクド・ヘルレイザーに効果はありません!!!
しかしその恩恵として、天威カードやエメラルなどの効果なしモンスターをサポートするカードと相性がよく、たまにデモンズチェーンをすり抜けられるのもこのカードならではです。
このモンスターは守備力が1800なのでアフリマには対応していませんが、儀式の下準備でサーチおよびサルベージが可能です。

 

3200の攻撃力を活かして攻めこみましょう!レリーフの彫りは一見の価値あり!


  • 仮面呪術師カースド・ギュラ×3
  • メルキド四面獣×2

デス・ガーディウス の特殊召喚に必要なレベル4通常モンスターです。

レスキューラビットを3枚、予想guyを1枚入れていることもあり、どちらも腐らせたくないので計5枚と多めに入れています。

デッキ枚数を増やしている理由のひとつに、これらのデッキに眠っていてほしいカードを引く可能性も減らすというものがあります。

手札にきてしまったときはスカルデットで戻す有力候補となります。

トークンを生成するカードを多めにいれてるので、無理なくリンクスパイダーから場に出すこともできます。

さらに、天威の龍拳聖の登場によりこの2体の役割がフィールドでも墓地でも増えました。ありがたやありがたや…

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地味にカースド・ギュラはノーレア経験のあるカードです。

まぁ呪いの呪文で相手を念殺するくらいですからね~

 

  • 仮面魔獣の儀式×3

昔の儀式魔法のため特に追加効果はありませんが、儀式の下準備に対応しているので3枚入れています。

デスガーディウスを生け贄にマスクドヘルレイザー儀式召喚すると、遺言の仮面を発動することができます。消費が激しいためあまりやりませんが、もっとも仮面らしさのある動きなので気に入っています。

地味にノーレア経験のあるカードその2。

 


そして仮面デッキ一番の問題カード…


  • 遺言の仮面


①:このカードをデッキに戻してシャッフルする。②:このカードが「仮面魔獣デス・ガーディウス」の効果で装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。


手札から発動した場合の効果は、「このカードをデッキに戻してシャッフルする。」

 

せーの!!!!

このカードをデッキに戻してシャッフルする!!!

 

はい。

きわめてシンプルなアド損カードです。


しかしどうでしょう。デス・ガーディウスの効果で発動した場合は、あの禁止カード『強奪』にも匹敵する強力な効果を得ます。

装備した相手モンスターのコントロールを永続的に得ることができるのです。

ん~、つよい!


このカードがフィールドを離れると相手プレイヤーにコントロールが戻るので注意が必要です。このカードをはがされる前にリンク召喚などの素材に使います。

遺言の仮面の恐ろしさを知ってる人は、なかなかデスガーディウスを墓地に送らせてくれません。
大抵バウンスや除外で除去されてしまいます。悲しい。

 

以上の6種類がこのデッキに入ってる仮面カードです。実質効果を持ってるのはデス・ガーディウスのみというシンプルさでお送りしました。


つづいては仮面デッキの心強い味方をご紹介します。

 

  • 魔界発現世行きデスガイド×1

クリッターか魔犬オクトロスのどちらかをデッキから特殊召喚します。見習い魔嬢を作りつつ次の動きを用意できる頼もしいカードです。魔嬢の回収効果で次のターンもガイドスタートがあったりします。

ダンディライオンが存命の頃はケルビーニ組んでもう何枚アド稼いでるのかわからないみたいな状態になったりしました。懐かしい日々です。

 

  • クリッター×1

初手クリッターセットターンエンドは上振れです。上々の立ち上がりです。

サーチ先としてはレスキューラビットか増殖するGが筆頭です。

 

  • 魔犬オクトロス×1

「魔犬オクトロス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。デッキから悪魔族・レベル8モンスター1体を手札に加える。

 

フィールドから墓地にいくとレベル8の悪魔族モンスターをサーチできるとても優秀なわんちゃんです。

手札にレスキューラビットがあるときはデスガーディウス、タリスマンドラがあるときはマスクドヘルレイザー、墓地に闇が5体揃いそうならオブルミラージュなどと状況によってサーチ先を選べます。このデッキで腐ることはまずありません。

 

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。②:自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。デッキから通常罠カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。

 

このデッキの妨害札は通常罠に一任しているので、自分フィールドの闇属性を生け贄にすることでその妨害札をランダムにセットできます。

さらにフリーチェーンのためデス・ガーディウスの効果をすきなタイミングで起動できたり、相手の妨害を受けたモンスターをリリースしながら効果を通すことができます。

例:デスガイドの召喚成功時効果発動。

相手がそれに対してブレイクスルースキルを発動。

それにチェーンしてデスガイドをリリースして悪魔嬢リリスの効果発動。

これにより効果処理時にデスガイドはフィールドを離れているので、効果が適用されるということです。こういうテクい動きすきなんです。

 

シャドウディストピアが貼ってある状態では、フリーチェーンで相手モンスターをリリースするという最上級の妨害になります。

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制圧力が高すぎるのでめったにやりませんが、アストラムなどの突破が困難なモンスターの対処としては有効です。

ちなみに効果を受けないモンスターをリリースすることはできないので注意が必要です。

 

  • 悪王アフリマ×3

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」1枚を手札に加える。②:自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。この効果を発動するためにこのカード以外の闇属性モンスターをリリースした場合、ドローする代わりにデッキから守備力2000以上の闇属性モンスター1体を手札に加える事ができる。

 

①のディストピアをサーチする効果は、手札にもう1枚アフリマやリリスがある場合に使うことが多いです。

たま~にオブルミラージュの召喚条件を整えるためにも使います。

ディストピアをサーチしてからすぐに戦線復帰で蘇生して②の効果を発動するなどもできます。

ちなみに①の効果にはターン1制限がありません。そしてダークロウがいても「捨てて発動」というテキストのためサーチできるという優秀さ。

 ②の守備力2000以上の闇属性をサーチする効果でデスガーディウスを持ってこれます。さらにディアボロスをサーチするとそのまま特殊召喚できるので気軽に3000打点を追加できます。ほんと優秀です。

 

  • 幻銃士×2

このデッキの核ともいえるスカルデットを出すためのモンスターです。幻銃士自身の他に1体でもモンスターがいれば4体揃うので、カクリヨノザクラ、予想guy、簡易融合などの召喚権を使わずに展開できるカードと併せると効果を最大限発揮できます。

個人的に気に入ってる動きは、バトルフェーダーで相手の動きを止めてから、返しのターンに幻銃士を召喚して反撃する流れです。わりとアツい。

トークンのレベルは4なのでマスクドヘルレイザー儀式召喚に充てたり、それでなくてもアフリマなどのコストにしたりできるので用途はさまざまです。

 

 

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。③:自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。相手は手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。

 

このデッキを序盤~終盤まで支えるエースです。しつこいくらい湧いてきます。

デスガーディウスやマスクドヘルレイザーのリリースに反応して特殊召喚できるので、一気に3000打点級のモンスターが2体並ぶというパワフルな動きができます。

相手の手札が少ないときに③のハンデス効果を使うと、相手の勝ち筋をトップドロー勝負に持っていけるので詰みの一手として大変有効です。

 

  • 闇霊神オブルミラージュ×1

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の闇属性モンスターが5体の場合のみ特殊召喚できる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。②:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、次の自分ターンのバトルフェイズをスキップする。

 

闇の霊神です。

効果はかつてのクリッターと同じです。サーチしたターンに効果を発動できます。

サンダーボルトや双子悪魔に比べると見劣りしますが、魔神儀を持ってきてマスクドヘルレイザー儀式召喚をサポートできる2800打点のモンスターは、このデッキでは大切な存在です。

このカードが展開に絡むと、パズルのピースがかっちりハマるような気持ちのいい動きができます。

オブルミラージュ!マスクドヘルレイザーディアボロス!みたいな感じで大型モンスターがぽんぽんぽんと並ぶさまはテンションあがります、


そしてマイフェイバリットカードでもあります。

霊神のなかで唯一20thシークレットレアが存在する恵まれた存在のオブルミラージュ。なにより禍々しい雰囲気がこのデッキによく合います。

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ほかにもチザクラやレスキューラビットを持ってきたりと、その見た目のわりに芸が細かい。

一見召喚条件は難しいように見えますが、アフリマ、オクトロス、オカルティズムでサーチできるのでわりと簡単に出てきます。

霊神共通のデメリットはランク8をつくって回避しましょう。

 

  • トーチ・ゴーレム ×1

 

スカルデットを出すためにお手玉をはじめる悪魔。

生きててよかった。長生きしてください。

 まずはスカルデットを出して手札を整える必要があるこのデッキにおいて、1枚でその用意ができるトーチゴーレムはキーカードです。


展開の締めにリンクリボーのリリースがあるのでディアボロスを反応させたり、墓地に闇属性が3体溜まるのでオブルミラージュの特殊召喚をおぜん立てしたりと、細かいところでも助けてくれます。

 

  • 溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム

どうにもならないモンスターの処理を任せてます。

例によってオクトロスとダークオカルティズムで持ってこれます。

トーチと一緒に引くと召喚権を放棄するデメリットを帳消しにできる強めの手札がたまにあります。

とはいえ投げるタイミングがシビアなことに変わりはないので、この枠はラディアンなどでもいいかもしれません。ぼくはデッキの雰囲気を重視してしまうのでこちらを選びました。

 

  • 魔神儀-タリスマンドラ ×1
  • 魔神儀-キャンドール×1

 このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:手札の儀式モンスター1体を相手に見せて発動できる。「魔神儀-タリスマンドラ」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。②:このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから儀式モンスター1体を手札に加える。③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

 

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:手札の儀式魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。「魔神儀-キャンドール」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。②:このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから儀式魔法カード1枚を手札に加える。③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

 儀式召喚をサポートしてくれるデビリチャルは、それぞれ対となる効果を持ってるので1枚ずつ投入。

この2枚の登場によりマスクドヘルレイザー儀式召喚が格段にスムーズになりました。産まれてきてくれてありがとう…。オブルミラージュからサーチすると展開が加速します。

 

  • レスキューラビット×3

デス・ガーディウスにつなげるための必須カード。

スカルデットの効果で特殊召喚する動きが強いです。

 

  • 増殖するG×3

最近のテーマデッキについていくために投入しました。

このカードを入れる前は、自分では互角のデュエルができてると思っていても、冷静に見てみると相手とのハンドアドやボードアドにずいぶんと差があることに愕然とすることが多くありました。

言うまでもなく頼もしいカードです。

 

  • 妖醒龍ラルバウール×1
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドのモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。②:このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札を1枚選んで捨て、対象のモンスターと同じ種族・属性でカード名が異なるモンスター1体をデッキから手札に加える。

 ②の効果のサーチ対象としては、闇ドラゴンならばディアボロスかレヴィオニア、闇悪魔ならお好きなカードをなんでも選べます。自由度が高すぎるので雑な説明になってしまいすみません(笑)

トーチゴーレムやシャドウディストピアトークンなど、相手のフィールドに闇悪魔が存在する状況は少なくないので、だいたいの場合はその時に必要なカードをサーチできます。

モンスターの戦闘破壊に反応して特殊召喚、自身を対象にディアボロスサーチ。

墓地のリンクリボーの効果でラルバウールをリリースして特殊召喚、さらに持ってきたディアボロスもすぐさま特殊召喚という動きはよくやります。

このタイミングで出したリンクリボーは攻撃宣言のタイミングを過ぎてるので、攻撃力を0にする効果は発動できないので注意が必要です。

 

  • バトルフェーダー×1

絶対の信頼をおいてる防御札です。相手の大量展開をGでドローしてこのカードで止める動きほんとすき。わらっちゃうくらい面白い。

このカードもレベル1なのでリンクリボーからディアボロスの動きができます。

 

  • カクリヨノチザクラ×1

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札に存在する場合、自分及び相手の墓地から1枚ずつ、魔法・罠カードを対象として発動できる。そのカードを除外し、このカードを特殊召喚する。②:このカードをリリースし、自分または相手の墓地の融合・S・X・リンクモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外し、そのモンスターとは種類(融合・S・X・リンク)が異なるモンスター1体を自分の墓地から選んで特殊召喚する。

 

以前はジェスターコンフィだった枠です。

幻銃士との噛み合いを意識して、召喚権を使わずに出せるカードという点に変わりはありません。

違いとしては先攻では出せない、相手が魔法罠をあまり使わないデッキでは持て余してしまうなどの弱点もありますが、それ以上にメリットが大きいのでこちらにしました。

ブレイクスルースキルや迷い風などの厄介な墓地効果持つ魔法罠を除外することができ、例によってリリース効果でディアボロスを反応させることもできます。

このデッキにはリンクモンスターのほかに融合とエクシーズが入っているので、②の効果も充分に活かせます。

 

このカードは通常召喚できない。自分の墓地から光・闇属性モンスターを合計3体除外した場合に特殊召喚できる。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:この方法でこのカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。その特殊召喚のために除外したモンスターの属性によって以下の効果を適用する。このターン、このカードは攻撃できない。
●光のみ:自分の墓地からモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
●闇のみ:相手の手札をランダムに1枚選んでデッキに戻す。
●光と闇:フィールドのカードを2枚まで選んで破壊する。

 

以前はダークネクロフィアの枠でした。墓地に溜まりすぎた闇属性モンスターを減らしてオブルミラージュの条件を整え、ランク8エクシーズにつなげる役割があります。

ほとんどのデッキが闇属性のこのデッキですが、キャンドールやセキュリティドラゴンなど展開に自然と絡んでくるモンスターに光がいるので、無理なく光と闇を除外することができます。

たま~にですが、闇のみを除外してハンデスをねらうことがあります。ディアボロスと併せて質の高いハンデスができるので気に入ってます。

 

 

モンスターの紹介は以上です!お疲れ様でした!

残りは半分もありません。もう少しだけお付き合いください!

 


それでは魔法いきや~す

 

  • 儀式の下準備×3

だいたい初手にある。むしろ準備しかできないことも多々あります。

下準備発動からスカルデットにつなげるとデビリチャルとの組み合わせが揃いやすいので、出来るからといってすぐに儀式召喚することはあまりありません。

手札が増える愉悦感を一緒に味わいませんか?

 

  • ダーク・オカルティズム×1

基本はトーチを持ってきてスカルデットにつなげます。

マスクドヘルレイザーをコストにして下準備で墓地から回収という動きが多いです。

ほかにコストにするカードは蘇生効果のあるディアボロスやラルバウールなら無駄がありません。

 

  • 予想guy×1

レスキューラビットのバランスを崩さないために、3枚積んでいるカースドギュラから持ってきます。

 幻銃士との相性もよし!


  • 簡易融合×1

サウサクを出します。相手の厄介なモンスターの梅雨払いとなり、幻銃士やチザクラとの相性もいいので除去と展開両方できるこのカードを引けるといい流れになります。

 

  • ハーピィの羽根帚×1

間違いないね。

 

闇黒世界-シャドウ・ディストピア-×2

 

①:フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。②:1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。③:自分・相手のエンドフェイズに発動する。このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、ターンプレイヤーのフィールドに「シャドウトークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1000)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。

 

極悪な効果を持つフィールド魔法です。コストでリリースするので、クリスタルウィングドラゴンなどのモンスター効果を無効にする強力カードなどの対策にもなります。

デス・ガーディウスもマスクド・ヘルレイザーもモンスターを2体リリースして特殊召喚するので、エンドフェイズにトークンがわんさか出てきます。このトークンはあらかじめマスカレーナを用意しておけばガッチガチの龍拳聖に変換できるので美味しいです。

ちなみに儀式召喚やデスガーディウスのコストを肩代わりさせることはできないので注意が必要です。

 

  • スケープ・ゴート×2

やはりスカルデットを出すために入れてます。

 生け贄召喚ではないのでデスガーディウスの特殊召喚には使えます。


  • 墓穴の指名者×1

自由枠ではありますが、相手の手札誘発に対する唯一の対抗札なので重宝してます。

 


はい!魔法もあっという間でしたね!

続いて罠いきま~す



  •  戦線復帰×1

リリスから持ってくることのできる展開札です。

蘇生候補としてはアフリマ、オクトロス、クリッターあたりが多いです。


  • ブレイクスルー・スキル×1
  • 迷い風×1

1枚で2度おいしいカードです。ブレスルはインスペクトボーダーやパキケのような通常召喚可能な制圧モンスターに、迷い風はダメステにも発動できることから、不用心につっこんできたパンクラなどを返り討ちにするねらいがあります。

 

  • 神風のバリア -エア・フォース-×2

アストラムなどの厄介なモンスターを風に流します。

 

  • 大捕り物×3

脅威の3枚積み!

うち1枚は確定として、のこりの2枚はその時々の入れたいカードと差し替えたりしてます。

展開の邪魔をしつつこちらの動きを助けてくれます。

マスカレーナを出しただけでターンを渡しても、このカードがあればアストラムもねらえるので重宝してます。

 


メインデッキは以上です。入れたいカードを詰め込んだら60枚になりましたが、通常モンスターや遺言の仮面などデッキに眠っていてほしいカードが多いので今の構築はかなりしっくりきてます。

ほかにも遺言の仮面の枚数を増やして邪悪霊でデスガーディウスを蘇生させる型やマスクドヘルレイザーを天威でサポートする型などもあるので、仮面の可能性は広いですよ~

 

つづいてエクストラデッキ

 

トーチ展開に必要なカードその1。

メインデッキの方で述べたようにディアボロスを起動させるほか、シャドウディストピアがあると相手のレベル1モンスターをリリースできるのも大きなポイントです。これは見逃しがちなので気を付けるようにしてます。

 

  • リンクスパイダー×1

幻銃士のトークンを変換してスカルデットにつなげたり、スケープゴートディストピアトークンを変換するなど役割はさまざまです。

一度デッキから外してみましたが展開に無理が生じたのでもはや固定枠。

 

トーチ展開その2。

対象をとらないバウンス効果なので混沌のカオスソルジャーなどのリンクマーカーがこちらに向いているモンスターの処理が可能です。

墓地肥やし効果は使ったら負けます。欲張った結果プランがすべて崩壊するということもよくあるので使うことはありません。

 

  • セキュリティ・ドラゴン×1

トーチ展開その3

基本はトーチ展開に使いますが、下向きマーカーがあるのでこの下にトロイメア・フェニックス出してバックはがしながら1ドロー、そしてアストラムという流れもたまにやります。

 

  • トロイメア・フェニックス×1

貴重な羽根帚とレヴィオニア以外の魔法罠を除去できるカード。大事に使います。

 

  • 魔界の警邏課デスポリス×1

モンスター2体
①:カード名が異なる闇属性モンスター2体を素材としてリンク召喚したこのカードは以下の効果を得る。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードに警邏カウンターを1つ置く。このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。警邏カウンターが置かれたカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにそのカードの警邏カウンターを1つ取り除く。

 

こちらもリリースする効果なのでディストピアディアボロスとの相性の良さが光ります。

モンスター2体というとても緩い素材でリンクできるので、余ったトークンを変換してアストラムにつなげられます。

 

  • I:Pマスカレーナ×1

以前はランク4の枠でした。手札にレスキューラビットしか動けるカードがないという状況が多々あり時間を稼ぐためバグースカを入れてたのですが、同じ条件で出せるこのカードならば後続の強力なモンスターにつなげることができるので入れました。

 

  • 見習い魔嬢×1

デスガーディウスの攻撃力が3800まで上げるなど、闇属性の攻撃力を底上げしてくれます。

被破壊時の回収効果を使うため自爆することもたまにあります。

 

  • 天威の龍拳聖×1
リンクモンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードは効果モンスターとの戦闘では破壊されない。②:自分フィールドに他の効果モンスターが存在しない場合に発動できる。自分の墓地及び自分フィールドに表側表示で存在する、効果モンスター以外のモンスターの数まで、相手フィールドの効果モンスターを選んで破壊する。

 

マスカレーナから出すとめっちゃ固いです。②の効果は墓地のメルキドやマスクドヘルレイザー、フィールドのトークンなどの数まで破壊できるので2体以上の破壊もかんたんにねらえます。つよい

 

  • 鎖龍蛇-スカルデット×1

このデッキの第一に出すべきカードです。

軸とする仮面魔獣は1枚では機能しないので、まずは手札にコンボパーツをそろえることが必要になります。

このカードで手札を整えてからがデュエルの始まりみたいなとこもあります。

 

 

  • 双穹の騎士アストラム×1

つよすぎてあまり好きではない。ただどうしても打点で超えられないモンスターなどはこのカードで突破するしかないです。

 

  • ヴァレルロード・ドラゴン×1

相手のアストラムを安全に処理できるカード。

相手に渡したトーチを戻してメイン2でエクシーズとかもできます。

 

 相手モンスターを吸います。お吸い物です。

そのままリンクリボーに変換しましょう。

相手バトルフェイズ開始時に戦線復帰で蘇生すれば実質超電磁タートルです。

 

 オブルミラージュのデメリットを打ち消しながら除去と破壊耐性の確保ができるなんて…つよすぎ~~

 

 

エクストラは以上です。

 

終わりに

 

ここまでだ~っと書いてきましたが、こんなに長くなるとは思いませんでした。

各カードの紹介って時間がかかるもんなんですね…

 

こんなに文字数があると読む気を失せますよね。それを分かっていながら区切りをつけることができなかったので最後まで書ききってしまいました。

ここまでお付き合いいただいた方、ほんとうにありがとうございます。

 

初めてのブログだったので読みにくいところなど多々あったと思います。

そういったことも含めてコメントなどがあればぜひご意見ください!

この内容でどのくらい仮面の魅力が伝わったのかは怪しいところですが、仮面魔獣は根強い人気があると思っているのでいつか新規カードがくることを期待してます。

 

それではまた次回【バーサーク・デッド・ドラゴン】でお会いしましょう!